こらも安静にしていた時にしていた気功です。
手のひら中央(手を握った時、中指の先が当たる辺り)の「労宮(ろうきゅう)」のツボ(穴)を使います。
片方の手の労宮穴はへそに当て、その上にもう一方の労宮穴を重ねて置きます。
どちらの手を下にするかについては先生によって異なり、いろいろな議論が今もされています。
私は、私の先生が「男性は左手が下、女性は右手が下」とおっしゃるのでそのようにしていますが、いろいろな説を読むと、どちらも有りで、どちらでもいいのかなとも思います。
で、手をへその上に重ねたら後はただ、だんだんと温かくなって、それから生ずるくつろぎの感覚をじっくり味わうだけです。
自分でする時も、他の人にする時も、治療しようなんて思わずただ手を当ててみる。
おだやかな気持ちで、ただひたすら気持ちよさを味わい、ほぐれていけばいいのです。
ただ手を当てているだけでなく、円を描いて回してみてもいいと思います。時計回り・逆時計回り、どちらでもいいです。
教室で行う時は、時計回り3回・逆回り3回、またはそれぞれ9回が多いですが、特に回数を気にしなくても大丈夫です。気持ち良さを感じる方を優先させましょう。
脳が緩みやすい動きで、胃腸が楽になり、さらにへその裏の腎の元気が引き出されてきます。
私は寝たまでいると、便秘になったりしないのかあ?と思い(横になっていても、しっかり3食🍴食べ、おやつ🍡も食べていたので😋)、行っていました。おかげさまで?安静中も快便でした。
テレビ番組等で紹介される便秘解消のマッサージに似てますが、古くからある気功法のひとつです。ポイントは、強く腹を押さずに気持ちいいスピードでおだやかな気持ちで行います。
この手当はへそ以外でも使えます。
胸の中心(膻中・だんちゅう)に当てれば、胸がつかえる、胸騒ぎがする、胸が痛むなどもとけて落ち着いてきます。
ご家族の方にも手当して差し上げてみてくださいませ~。🥰