かめの歩

のっそり ゆっくり 時々とまって ぼーっとして また歩こうかね。

6月22日(日)10:00~11:40
コーププラザ浦和1階多目的室

準備運動の後、深呼吸の準備をして”呼吸を味わう”瞑想を行いました。
瞑想の仕方はいろいろありますが、その目的もまたいろいろ言われていて、結局どうなの?と思っていらっしゃる方も多いのではないかと思います。
結局、、、なんでも有り、なんだと思います(笑)。

そんな中で一つ、私が”呼吸を味わう”時間を通して実感していることを書いてみます。
いつものやり方は、まず胸やお腹、横隔膜を動かすことに意識を向けて、意識的に大きな呼吸を行います(呼吸筋ストレッチ)。次に呼吸活動を自分のからだ(自律神経)に任せて、自分の意識は動いている胸やお腹、その時のからだ全体の様子や気持ちの”観察”に向けます。この状態は自分を外から見ている自分、メタ認知の状態です。呼吸観察を通してこの状態になると、多くは自然と気持ちの良い、ゆったり穏やかな呼吸になっています。
私の場合この状態時、足りないものは無く、要らないものも無く、充分に満ち足りた心地になります。今あるそのままでいい、ととても素直に思えるのです。すると、さっきまで「頭にくる~」とか「ホントいや!」とか「あり得ないでしょー、全く」とか、私の頭や心を波立たせていた事柄が、なんだかどうでもよくなってしまいます。通常モードに戻ると多少波立つ感覚は残っていますが、もう「どうしてやろう」とか「くやしい」とかそういう感情的な感覚が抜けていて、私にとってより良い対応策は?と頭が展開し始めます。喜怒哀楽の感情は人間に与えられた特権能力で、充分味わう価値があると思います。ですが、ずっと感情に振り回されるのはなかなかシンドくて、ある程度のところで上手く感情の波を手放せるととても楽になるのです。
”呼吸を味わい””満ち足りた心地を味わう”ことを通して、自分にとってありがたくない感情を手放し楽になる。そんな効果があるなぁ~と私は感じています。
皆さまも試してみたら、結果を教えてくださいね!お待ちしています。

次回は7月20日(日)10:00~です。