かめの歩

のっそり ゆっくり 時々とまって ぼーっとして また歩こうかね。

ここ数日、毎夜月下美人が咲いてます
夜に白色が眩しい美しさ🤍

8月3日(日)10:00~11:30
コーププラザ浦和3階大会議室2

朝から酷暑の中ご参加くださった方々、ありがとうございました🙇🏻‍♀️。今や深夜でも気温30℃🌡️を下回らない日もあるのではないか?と恐れられる高気温の毎日です。
ニュースなどで語られる公式気温は百葉箱の中の温度ですが、百葉箱の設置基準は地面から1.2~1.5mの高さ・直射日光や照り返しを受けない風通しの良いところ・近くに建物がない開けた場所で周囲に芝生などが植えられていることろ。
いやいやいや~、そんな優雅な場所にずっと居られるわけでは無く、アスファルトの照り返しに目を細めて歩き、むんむんの締め切った部屋へ帰るか、キンキンに冷えたお店へ入るか、、、私たちの体感気温は軽く40℃を超え、「50℃の環境ですよね?ここ」と言いたくなりませんか?夜中だって、すでに30℃以上でしょーと突っ込みたくなります。
気象予報士の方々も「この気温はすでに災害級です。涼しいところへ避難してください。」と言っていました。
もはや過去の暑さ対策では足りない段階に来てしまったと思います。水分補給に加えて、塩分やミネラルなどが必要なのはもちろんですし、熱波による疲弊も出来るだけ避ける必要があります。”暑いだけ”とこの酷暑を過小評価せずにお過ごしください。暑すぎて外出もままならず、仕事や家事が進まないとイライラする時もあるかもしれません。でも、”災害級だから、不便もあるよね~”と少しのんびり、ご自分に怠け者であることを許してあげて欲しいと思います。それがこの夏を大過なく乗り切る方法の一つです。

もう一つは、これまで皆さんと練習してきた静功や瞑想です。出来れば静かで快適な気温の環境下、からだを伸ばし・緩め、ご自分の呼吸に意識を向け、ご自分のからだや心を静かに観察する。一日10分でも、5分でも、3分でも、からだもこころも静まり整う時間を持つことで、皆さんがすでに持っている自己治癒力・免疫力などが活性化して日々受けているダメージからの回復を促進してくれることと思います。

一方、暑さからの避難場所である”冷房の効いた部屋”による”夏の冷え”もまた避けがたく、人によってはとても辛いものですし、”私は大丈夫”と思っている方も気付かないうちにからだが冷えてしまっているかもしれません。中医学の養生法では「冬に出る困った症状は夏に治す(夏に出る症状は冬に治す)」と言います。適度な運動や発汗はやはり必要ですし、からだを冷やし過ぎないようにしたいですね。飲み物を暖かいものにしたり、朝か晩に散歩したりストレッチ体操をするなど完全に暑さを切り離した生活に籠らないようにもしましょう。
暑さを避けろと言ったり、運動や発汗もした方が良いと言ったり、どうしたらいいの?と思いますよね😆笑。中国医学はバランスの医学です。良いとされることでも、その端(極)へ行き切った生活はおススメしていません。何事も程々に。バランスの軸は人それぞれです。ご自分のベストバランスは?ぜひご自分を観察して、ご自分とよく相談してみてください。

次回は8月24日(日)10:00~です