かめの歩

のっそり ゆっくり 時々とまって ぼーっとして また歩こうかね。

いつもの練習で行っている収功法です。
通常の「収功」はこの形です。
手のひらを上に向けて上げていけば気が上昇し、下に向けて下ろせば気が下降する感覚は誰にでも分かるのではないでしょうか。

先に紹介した甩邪気の2功法とも、最後の収功⑨をこちらの昇降呼吸にすると、よりスッキリした終了になるかもしれません。


*③図メモ書き追加: 手のひらは下向きに*

慣れてきたら、出来るだけゆっくり、手のひらの感覚を味わいながらやってみましょう。
次第に気を感じる感覚も訓練され、気を動かす感覚が分かるようになります。
この動作も功法の一つです。
繰り返し行えば、良い気を上から取り込み、要らない気を下へ押し下げて排出するよう経絡の気を動かすことが出来ます。

さらに慣れてきたら、背中や胸や腹の感覚の変化にも注意して行ってみてください。
何か変化を感じるかもしれませんよ😊。