かめの歩

のっそり ゆっくり 時々とまって ぼーっとして また歩こうかね。

雨が降り続いています。外に出るのはおっくうですね。やろう!と思っていた作業も「進まないなあ」なんて状態かもしれません。
この際、降り続く雨の音を聞きながら、ひんやりする空気を吸って、しばしボーっとするのもいいかもしれません。

私たちのからだは、自分が思っている以上に硬く緊張状態でいます。リラックスしてソファで携帯をいじっている時も、ランニングやスポーツジムでからだを鍛えている時も、ヨガやストレッチをしている時、寝ている時でさえも、からだを緩ませていない可能性が。瞑想時もあるゾーンのような域に入るまではからだに緊張感があるかもしれません。

からだを緩める感覚を忘れてしまっている方も多いように感じています。からだが柔らかいこととからだを緩めることは、ちょっと違います。柔軟性のある方が緩めやすいというのはあると思いますが、からだが硬い方も内側から「緩める」感覚を一度覚えてしまえば、緩められます。

なぜからだを緩めたいのか。からだの隅々まで緩めて広げ、気や体液の流れを良くしたいのです。気がよく流れれば、体液も良く流れ、そうした流れが滞ることなく全身をくまなく通ることで、老廃物を出し、新しい栄養も遅滞なく届くようになります。

そして、心とからだは切れない間柄ですので、からだを緩めるために、心を緩めることが役に立ちます。
いいことも、嫌なことも一時忘れて、「この雨🌨は海の水🌊なのかなぁ?」とか「緑🌿がより生き生きしそうだなぁ」とか、自分を自然の中に溶け込ませてみてはいかがでしょうか?自然とボーっとなって、キュ!と締まっていた胸のあたりがほどけて、呼吸も深くなっていたりしませんか?😊

大丈夫です。
人は自然の一部ですから、私たちが望べばいつでも空も土も草木も虫さえも、私たちに力を分けてくれると思います。時々、自然の中にぼーっと身を置いて、自分の”細胞を開放”してみてください。たぶん、その感覚は"緩んだ感覚"になるのではないかなと思います。😉