
関東も梅雨に入るのかな?と思いきや、晴れたり曇ったりのこの頃ですね。
本格的な梅雨入りではないかもしれませんが、湿気は充分多いようです。
以前の記事(2020年11月20日 カテゴリー:気・中医学について)で六因を説明しましたが、その中に「湿邪」というのがありました。からだが乾燥しない程度には湿気も無いと困るのですが、湿気が多すぎると、気・血・津液の流れが悪くなります。お腹の調子が良くなかったり、足がむくんだり、関節が痛んだり、ムシムシするとやる気も起きなかったり。
この季節は「湿邪」を上手に出すことが、体調管理のポイントとなります。
蒸し暑い日は冷房を入れるようになったり、冷たい飲み物が美味しくなったりしますよね。熱くなったからだをクールダウンすることは必要だと思いますが、冷えすぎにはご注意を。
発汗は湿邪を出すという働きもあるので、身体が冷えていると湿邪が出て行かず、だんだんと溜まってしまうかもしれません。
通常「旬のものを食べると良い」となっていますが、旬の果物や夏野菜は、基本からだを冷やす食材で、からだが熱を帯びている状態を前提として「良い」ものとなります。ですので、涼しい部屋でさらに冷やした「からだを冷やす食材」を摂ると、冷えすぎてしまう可能性もあります。夏が旬の食材は、たくさん食べ過ぎないこと、出来れば温めて食べると良いようです。
そして、適度な運動🕺とぬるめのお湯につかる🛀、でしょうか。
暑くなってくると、涼しさや冷えることを求めて、クールダウン出来た後も冷えすぎに気付かずにいることも多くなります。暑い季節も「からだを冷やさない」ことは大切です。
寝ていて、明け方足がつる方、いらっしゃいますか?
それ、冷えのせいかもしれませんよ。昼間も靴下🧦を履いて過ごしたり、少し冷えたなと思ったら、温かい飲み物🫖を飲んだりしてみてください。改善するかもしれませんよー😄。
湿邪を出す気功法も(カテゴリー:動功)載せていますので、冷えが気になる時にお試しくださいませ。
「叩く気功」「スワイショウ 各種」「甩邪気」
これらは、イライラした時、嫌なことがあった時にもおすすめですよ😉。