10月9日(土)10:00~11:30
コーププラザ浦和1階多目的室
久しぶりに1階の鏡のある部屋をお借りできました。
窓を全開にしても虫🐞も入らず、気持ちの良い風が入って来る季節です。と、思ったのですが、思いの外蒸し暑く感じる日となりました。
今年は一時期涼しくなったので、残暑が厳しくないような気もするのですが、いつまでも暑さが残る秋となっています。
準備運動の後、秋に気を付けたい事柄などをお話しさせていただきました。
秋は肺(五臓)と大腸(六腑)を養生して過ごすと良いようです。
秋は風が吹き🌬、空気が乾燥してきます。肺は乾燥が苦手です。肺の出先器官としての、皮フやのど、鼻、なども乾燥が苦手です。
ドロドロ・ヌルヌルの食品を摂り、細胞レベルからからだを潤し、からだの中を“満ちた”状態にしておきたいところです。
からだには5つの気があるとされますが、その一つに「衛気(えいき)」というのがあります。これは、体表をベールのように覆って、外からの邪(例えば、ウイルスや菌、悪意など)の侵入を跳ね返し、からだの内側の水分や良い気が漏れ出すのを防ぐ働きをします。
この衛気を隙間なく纏うためには、からだの内側が満ちている必要があります。しっかり栄養と水分を摂って、めぐりを良くしておきましょう。
肺によい食物は、白色の食物です。ダイコンや白きくらげ、長芋など。ヌルヌル食品としては、メカブやジュンサイなどでしょうか。
また、五臓六腑は感情とも繋がっていて、肺は「悲🥲」の感情の影響を受けやすいとされています。悲しみ過ぎると、肺を痛め、その結果気も乱れ、肺とつながりの深い大腸の調子も悪くなります。肺は五臓六腑の中で、一番弱い臓器と考えられています。
生きていると、いろいろな事があり、悲しかったり、悔しかったり、思い通りに行かないことも多々あります。しばらくはその気持ちで過ごすのも人間らしく、自然なことと思いますが、それが長期にならないよう気持ちを切り替える努力はとても大切です。心とからだは切り離せません。前向きに考え行動することで、からだを健康へ導きます。
悲しみを乗り越えて、悲しみの向こうへ進んでも、悲しんだ対象を軽んじたことにはならないと思います。目線を前に向けて、悲しみも抱えて、さらにやさしく強くなれたらいいですね✨😊。
肺を養生するということで、前回同様、腹式呼吸を行いました。壁に向かって発声付きの逆腹式呼吸、雪子先生の呼吸を行いました。
扽動功で寫(しゃ・不要なものを出す功法)しました。
最後に蓮花功を行いました。数人の方が、収功後に「花の香がした!」とおっしゃてくださいました!蓮花功は自分が蓮の花になります。よい香りがするのは、とても良い気が出ているということです。よい気を体感していただけたようで、とても嬉しかったです!😆
次回は明日Lineにてご連絡いたします。