12月26日(日)10:00~11:30
コーププラザ浦和1階多目的室
今日は最初に深い腹式呼吸を行いました。
しっかりとお腹を動かす呼吸で、横隔膜を使い、内臓に刺激を与え、内臓を鍛えます。
また、深い呼吸は心を落ち着かせ、副交感神経優位へ導きます。その結果、からだの中の巡りも促進され、自然治癒力も増します。
中医学は、「余病(本日のご参加の方:この字です。ど忘れお恥ずかしい💦🙇♀️)」の段階から「病気」の段階へ進ませないことを最も良い医療と考えます。病気の状態になってしまってから治すのは時間もかかりますし、副作用等の負担も増えます。余病のうちに治せれば、自分の力で、時間も比較的短く、平常の状態へ戻すことができるからです。そのためには、自分のからだの変化に気付くことが大切です。
中医学では、内臓など自分の目で見えない部分の調子も、必ず体表のどこかにサインを出していると考えます。足裏のツボを押した時の痛さや顔色、吹き出物の出る場所、爪、髪の毛、皮ふの状態等々。自分で気になるところは、放置せず労わってあげらるといいですね。
準備運動をしっかり目に行いました。寒い季節ですので、しっかりからだを動かし、ほぐし、暖めます。
養生気功十八式の第一,第二,第三を練習しました。簡単な動きですが、呼吸を合わせて行うと深い動作で、経絡に気をよく通す動作です。
もう一度、深い腹式呼吸を行いました。
からだを動かした後は、最初の時よりも大きくお腹も動き、より深い呼吸が出来るようになっていたのではないかなと思います。
深い呼吸とともに、リラックスし、自己治癒を行いました。
最後に香功の一つを行いました。踵を床に落とすだけの動きですが、全身に振動が伝わり、骨への刺激ともなり、また気の通る方向を正すことが出来ます。さらに、不要な気を足裏から排出し、新しい気を百会(頭のてっぺん)から入れます。
今日で本年の練習会は最後でした。
2021年、今年もかめにご参加ありがとうございました。
2022年、『皆様が笑顔で過ごせる毎日』のお役に立てるよう、さらに考え、精進していきたいと思っております。
どうぞよい年越しをお過ごしください。
次回は、2022年1月10日 10:00~です。