5月14日(土)10:00〜11:30
コーププラザ浦和4階多目的室
昨夜からの雨が途中で上がりました。5月は本来は春の養生法を適用させるのですが、近年は5月に長雨になることが多く、少し先取りで梅雨の季節の養生法も取り入れて生活した方が良いように感じます。
ジメジメした気候時は、からだの中の湿度と外の湿度とのバランスが取りにくくなりますよね。なんとなく重だるい感じがあります。春のデトックス養生法とも重なっているので、からだの中から不要なモノをどんどん出して行きたいところです。気功法も”入れる”ことを考えるより、”出す”ことを重視した功法を行いました。
準備運動は武術の動きを入れて行いました。湿気対策の一つとして、体内水分調整を司る腎臓を応援すべく「滋養腎臓法」を行いました。
次に、瀉(しゃ:捨てる)の功法として、曳邪気を行いました。最後は抖動功を行いました。
からだは元々、弱ったり、傷ついたところを保護するように自動的に庇う動きをしたり、自ら治療する機能を持っています。自然治癒力という言葉はよく見たり聞いたりしていると思います。その自然治癒力を発揮するためには、自律神経が適切に働く必要があります。からだが緊張状態を続けていると、自律神経を乱してしまいます。緊張と弛緩、両方のバランスが大切です。
キュ!と締まったからだと心を緩めて、解いて、ホコリを落とし、また必要なタイミングでキュ!と締めて力を発揮出来ると、よりパワフルな力が出せるようになると思います。
今日は”ゆるめる”を実際に体感していただけて、とても良かったです!
次回は、5月22日(日)10:00~です。