梅雨の季節になり、いろいろな記事でマインドフルネスや腹式呼吸法について書いていますね。
なんとなく憂鬱な気分になりやすいからでしょうか。
気功にもマインドフルネス的なもの(「静功」のカテゴリーをご覧ください)、腹式呼吸法がいくつかあります。
今回は、簡単に出来る腹式呼吸法をご紹介します。
①「逆式」ー吸う吐くのセットを5回連続して行う
吸う おなかを凹ませながら、7割程度まで鼻から吸い、そのまま3秒停止。3秒停止後、残りの3割分をさらにおなかを凹ませ鼻から吸う。鼻からいい気を吸う時、同時におへそからもいい気が入るようにイメージする。
吐く 吸い切ったら、少しづつおなかを凸ませながら、鼻と口から息を出す。吐くは吸うより長い時間をかけて、ゆっくりと途切れないように行う。悪い気を全部引き出すイメージで。
②「順式」-吸う吐くのセットを5回連続して行う
吸う 逆式とおなかの動きが逆になる。 おなかを凸ませながら、7割程度まで鼻から吸い、そのまま3秒停止。その後残りの3割分をさらにおなかを凸ませながら、鼻から吸う。鼻とおへそからいい気が入るイメージも同様に。
吐く 吸い切ったら、おなかを少しづつ凹ませながら、鼻と口から息を出す。吐くを吸うより長く。ゆっくりと途切れないように。悪い気を吐き出すイメージも同様に。
簡単とはいえ慣れない時は、少し苦しい感じがあるかもしれません。案外しっかり運動量がある呼吸法です。はじめのうちは無理せず、「気持ちいいな」と感じる”程度”を探してみてください。続けていると、だんだんと深い呼吸が出来るようになります。
効果は、リラックスはもちろん、頭痛・肺炎の予防、花粉症の改善、鼻とのどのつまり・胃腸病・心臓病・気管支炎・喘息の改善などです。
呼吸法はとてもたくさん紹介されていますね。それぞれに合う呼吸法で続けるのが良いと思います。良かったら、この方法も試してみてください。
ポイントは「気持ちいい」と感じられること。呼吸法に限らず、いろいろな運動も深く「気持ちいい」と感じて、身体に「これが気持ちいいことなんだ」と教えていくことが、長続きの秘訣のように思います。
呼吸することは生きること。深い呼吸で、全身全霊にいい気を送り込んで、いい気に満ちた毎日を!