かめの歩

のっそり ゆっくり 時々とまって ぼーっとして また歩こうかね。

冷房の効いた屋内⛄️と灼熱の屋外🔥。その間の空間は無いんかーい!
どちらかにずっと居るのも耐え難いけど、両極の空間を行き来するのは、疲れます😣。
けれど、気候に文句つけても改善はされないので、こちらが対応するしか無く😞。。

気候変動に振り回されずに、元気をキープする第一は、やっぱり食べ物でしょうか。
漢方薬は「生薬」の組み合わせで作られていますが、5つの温度にかかわる性質に分類することが出来ます。
「寒(からだを強く冷やす」かん
「涼(からだを冷やす)」りょう
「平(涼でも温でもない)」へい
「温(からだを温める)」おん
「熱(からだを強く温める)」ねつ

生薬だけでなく、ふだん口にする飲食物にも五性があてはめられます。
冷えがある時には、温や熱の性質の食物を。反対に熱が体内に溜まっている時は、涼や寒の性質の食物をとることで、それぞれの症状が軽くなることがあります。

旬の食物は、自然とその季節に対応した性質のものが多いので、「旬のものを食べると良い」と言われます。
夏が旬の食べ物:キュウリ・スイカ・ナシなど水分が多く、熱をさます。
冬が旬の食べ物:カブ・ニラ・カボチャなど、からだを温める。

また、暖かい地域で収穫される果物も寒や涼の性質のものが多いようです。パパイヤやマンゴーなどは、冷えの強い人は食べすぎないように。

寒・涼の食物
キュウリ・ゴボウ・セロリ・ダイコン・トウガン・ハクサイ
コムギなどの麦類・ハト麦
サケ・アサリ・カキ・ハマグリ・カニ・コンブなどの海藻類
カキ・スイカ・ミカン果肉・ナシ
ウーロン茶・緑茶・豆腐・こんにゃく・チーズ・食塩・しょうゆ・白砂糖

平の食物
キャベツ・サツマイモ・シイタケ・シュンギク
小豆や大豆などの豆類・ソバ・トウモロコシ
カツオ・サンマ・タイ・ヒラメ・イカ・ホタテ
豚肉・鶏卵・牛レバー
イチジク・スモモ・ビワ・ブドウ・リンゴ
黒砂糖・豆乳

温・熱の食物
カブ・カボチャ・シソ・ネギ・ニラ・ニンジン・ニンニク
玄米・もち米などの米類
アジ・イワシ・サバ・ブリ・マグロ
牛肉・鶏肉・羊肉
クリ・サクランボ・ミカンの皮・モモ
ほうじ茶・紅茶・納豆・コショウ・トウガラシ

例としてテキストに載っているものをほぼそのまま書き連ねてみました。ネット検索で、その食物の性質を調べることも簡単です。いつも食べている食材の性質を知っておき、その日やその季節に合わせて使うようにしてみるのも元気倍増の一助けになるかもしれません。