冬らしい日が多くなりました。
元々寒い季節は家の中に居がちではありますが、今年は感染拡大が収まらないコロナウイルスの予防もあり、例年以上におうちに籠る率が高くなりそうですね。
”おこもり生活”を元気に過ごすために、、、、
①朝起きたら、まず白湯を一杯
いろいろなところで言われていますが、やっぱりこれがいいようです。寝ている間に体内の水分は減っています。ゆっくり飲んで、徐々にからだを目覚めさせつつ、水分補給をしましょう。からだの70%は水分です。お茶やコーヒーではなく、水を補給することが大切です。今の季節、冷たいものを朝イチからお腹に入れるのは、刺激的すぎ。熱過ぎない程度に暖かいものを。
②気楽な運動を
家の中でも出来る→音が出ない、広い場所を必要としない、道具が要らない←のがいいですよね。ネットや雑誌でもいろいろ紹介されていますが、かめの気功法の中では、「グンブー(弓歩)で拳を出す」(2020年5月25日記事、カテゴリー「動功」)がおススメです。足腰の強化と、腕をしっかり動かすので、肩甲骨も動かせます。腕には肺の経絡も通っているので、肺に氣をよく通すことにもなり、肺の強化にもつながります。
毎日決まった運動でなくてもいいと思います。異なる運動は、からだのいろいろな筋肉や器官に働きかけることになります。生き物のからだは非常に良く出来ているので、「あ、これいいかも」と思う動きは、実際に今の自分に必要な動きかもしれません。気功法にも「自発動功」というのがあります。少しからだをほぐす運動をしたら、後はからだが勝手に動きたいようにさせておくのです。自分の意志でからだをコントロールせず、からだにからだを預けてしまうのです。すると、からだは自らをほぐしたり、位置を修正したり、治療したりし始めます。跳ねてもいいし、揺れてもいいし、声を出してもいいし、泣いてもいいし、くねくねと変な動きでもいいし、ドタバタ足を鳴らしても。ケガや周囲を破損しなければ、何でもありです。この功法は、自己を解放してしまうので、最後にしっかり「収功」(2020年3月30日 よく使う収功①参照)することが大切です。
また、「首」の付く部分、首・手首・足首を回すのもおススメです。首とつく部分には血管が集まっていますので、動かすと全身の廻りが良くなり、からだが活性化され、冷え対策にもなります。外へ出る時は、この首の付く部分が冷えないようにしたいですね。