今日は急にとっても寒い日となりました。穏やかに気候が変化してくれるとわたしたちのからだは徐々に受け入れて対応出来るのですが、あまりにも急な変化はわたしたちの体内エネルギーを一気に大量に消費することになり、何もしていなくても疲れてしまいます。
からだは常に気温や湿度など体外と体内の差をセンサーで感知し、自動調節を行っています。この調節は内外差が大きければ大きいほど体内エネルギーを要します。急激に寒くなった場合、からだの熱量が外気に取られてしまう(自然界では水分や熱量は全体で平均化しようとする性質があります)ため、体内では必要な体温を保持するためにエネルギーを使います。
日々の活動や免疫力などにも使いたいエネルギーです。体温保持だけに使い過ぎないよう、冷え対策は有効ですね。
食事:食事は食べた時には体温を上げますが、消化する時には胃腸に血を集めて働くので、食後は全身に血が回らずからだが冷えやすいタイミングでもあります。
*冷たいものは口にしない(冷たいものは控えめに)
*よく噛んで食べる(消化しやすく。胃腸の負担を減らしてエネルギー節約)
*お酒の飲み過ぎに注意(飲み過ぎると血流が悪くなる)
*朝ごはんを食べる(午前中は体温を上げやすい)
*ナッツ・レーズン・松の実・しそ・ねぎ・かぼちゃ・だいこん・にんじん・れんこん・ごぼう・小松菜・豆・小豆・油揚げ・豚肉・牛肉・あさり・じゃこ・しょうが・唐辛子・シナモン・カレー粉・八角などおすすめ食材
運動:生活の中に運動を取り入れて血流アップ。まとまった時間が取れなくても大丈夫です。隙間時間に3分でも5分でも、切れ切れもいいので、まずは合計30分以上になるように動いてみましょう。スワイショウや踵トントン、脚ブルブル、気功スクワット、腰フリフリなど簡単な動きを繰り返す運動でOKです。
温める:物理的に温めるのもすぐ効果が出ていいですよね。
*首・手首・足首の3首が温まる全身浴がおすすめです。最低10分くらい。
*着るものを増やす時は、まず下半身を。ただし、きつめの衣服や靴下で血流を阻害しないように注意しましょう。めぐるからだでいることが大切です。
*お風呂同様、日常でも3首(首・手首・足首)を暖めると効率的に体温を上げることが出来ます。
*充分な睡眠で自律神経の働きを良くしましょう(体温調節は自律神経の仕事です)
*はらまきをする。薄手の絹のはらまきなら、からだのラインにも出にくく扱いやすいと思います。腰回りが暖かいという安定感、ぜひ試してみてください(私は今日はらまきしました ほっとします)。
*カイロを貼るなら、仙骨あたりか腎兪のツボあたりに。どちらか気持ち良いと感じる方に。
*声を出して笑うのもおすすめ。お笑い動画でぎゃはぎゃは笑ってみれば、心も暖かくなりそう😆。
今年の冬もみなさま元気に過ごせますように🙏