かめの歩

のっそり ゆっくり 時々とまって ぼーっとして また歩こうかね。

腸腰筋は、身体の前側、みぞおちあたりから左右それぞれの太ももの上部にかけてある筋肉の束です。
姿勢を保つために必要な筋肉で、座る時も立つ時にも使われます。
比較的身体の内側にある筋肉です。
”肉離れ”とは、筋肉束のうち何本かの筋肉繊維が切れた状態を言います。
治療としては、安静にしてその筋肉が自分で修復するのを待つ、ということになります。
腸腰筋の場合、姿勢を保つとその筋肉を使ってしまうので、基本的には上を向いて寝る姿勢でいるようになりました。
また、筋繊維断絶ですので、そこに炎症が起こっています。
患部に湿布し、一日に数回アイシングを行い、炎症を収めます。

なぜこの筋肉が? 私には断絶までの仕組みは分かりませんし、整形の先生も「いろいろあります」とおしゃっていました。
ですが、私はやっぱり腰から背中にかけての筋肉の固まりをほぐして、緩めることが出来ていなかったからだなと、実感しています。先生も治療中、腰痛のトリガーポイントと呼ばれる部位を押します。
私は10年くらい前に”脊柱管狭窄症”とか”すべり症”と言われたことがありました。症状はいわゆる”座骨神経痛”でした。当時、いろいろ調べてみましたが、実際に骨に異常がある場合より、筋肉の固まりに原因があることが多いようでした。
そのため、本(ブログ内でもご紹介しています)に載っている運動の中でも、主に身体の後ろ側を動かしてほぐす運動を日常のルーテインに組み込んで生活してみました。
結果、座骨神経痛は出なくなりました。
それから月日が経って、いろいろな面で油断があり、自己ケアの手を抜いていたことの積み重ねが腸腰筋へ出たような気がしています。

腸腰筋肉離れの経過は順調に回復しているので、今後はまた自分に必要な身体のケアを見直してみようと思います。
ちなみに、4日ほど洗顔もせず放置していた顔面は、、、、3歳くらい一気に年を取ったか!と思うくらいヨボヨボになっていました。
年齢を重ねるごとに、心は自由になるようで、楽になりいいなぁと思っているのですが、身体の方はより手間ひまをかけてケアが必要になっているんだなあと思いました。
昨夜はちょっと高価なパックしました!少しはハリ戻ったかなぁ。