かめの歩

のっそり ゆっくり 時々とまって ぼーっとして また歩こうかね。

横尾忠則「寒山拾得展」より上野国立博物館表慶館で開催中

11月26日(日)13:00~14:30
コーププラザ浦和1階多目的室

霧雨が止まない寒い日となりました。冬ですね~。
準備運動は四段功を行いました。また、からだの裏側を動かす動作もしっかり行います。寒くなると自然と縮こまる姿勢を取りやすくなりますね。なので運動する際は他の季節以上にからだを広げる動作を多めにするといいようです。
太極拳の練習をしました。太極拳の練習は年内までです。全部通しでなくても、連続して動く気持ち良さを感じていただたらと思っているのですが、はやり形を覚えるのが大変でした。でも、年明けからはまた違う型で、次は通して気持ちよく動けるように続けて行きたいと思います。きっと”やった感”も得やすくなると思います。

最後は「歩く瞑想」を行いました。ただただ足裏が床に接する感覚に集中します。両手はぶらぶらしないように、組んでおきます。視線は4メートルくらい先を見て、力まない程度に背筋をのばして歩きます。ポイントはかかとから着地・次に足の指全部が床に着く・出来たら最後は親指でからだを送り出すように前進。土踏まず以外の足裏全部を順番に床に着けて行く時の足裏の感覚に意識を集中して行います。足裏に意識を向けて歩くと自然とゆっくりな歩行になると思います。歩き方に慣れてきたら、からだの力んでいる部分をゆっくりした呼吸で緩めてみましょう。
この瞑想を行っていたら、、、自分が足裏全体を使って歩いていなかった・足裏全体を使って歩くの大変という感想が出て来ました。これも足裏に意識を集中してみて分かったことですね。気付きがあってとても良かったと思います。
足裏はからだを支える最も下層の土台です。足裏でしっかり大地を捉えられれば、その上に積みあがって行くからだの安定性を高めることに繋がります。最初は室内で行うと良いかもしれません。散歩中に取り入れればさらに効果アップですが、足指がしっかり広がる靴で歩くことが大切になります。比較的簡単に日常生活に取り入れられる瞑想法だと思います。

前回の練習後、眠る時に肩まわりを開いて寝るようになったら、翌朝背面、肩甲骨あたりが楽だったというお声をいただきました。ありがとうございます!ご参加いただいている方からの「楽になった」の声ほど嬉しいものはありません。時々いただける効果あったの声が私にとって何よりの励みです。これらも皆さんそれぞれに合ったポイントも取り混ぜつつ、効果のある動きや知恵をご提供できるよう勉強してまいります。

次回は12月17日10:00~ 2023年最後の回です この回は無料です