9月24日(木)18:45~20:00
「今日(昨日)のかめ」です。
「八段錦」第一節と第二節を行いました。
また、「一歩座禅」で心静かな時間を過ごしました。
「一歩座禅」は達磨大師から伝わる中国少林寺の座禅法です。
座禅の姿勢で静かにただ座って、天と地と自分と一体になるイメージを持ちます。
今日の座禅では、「懐かしい感じがした」「金色の光に包まれた」などの感想をいただきました。
座禅は、「我に還り」「自己との調和」またその先へと進む、日常とは別の世界で生きる時間です。
日常で過ぎて行く時間と別の時間に入るのを「入静」と言います。
「入静態」の状態はまず快感として現れると言います。温泉に入ったような気分、さわやかな目覚め、おいしいものをちょうどよく食べた時の充実感、調和のとれたセックス、そういうものに通じる快感です。しかし、経験を積んで段階が進むと、また別の感覚を持つようになって行くようです。
人間って、複雑で不思議ですよね。
自分で自分の身体や心が分からなくなったり、逆に自分だけがよく分かることがあったり、分かっても自分でコントロール出来たり、出来なかったり。
やっかいな生き物で、素晴らしい可能性に満ちた生き物で、、、
日々の生活活動から少し離れて、自分の外に出て自分を見てみるのは、何かを解決したい時に案外有効な方法なのかもしれないと思ったりします。
次回は10月14日(水)10:00~11:30です。